2月15日はお釈迦様の亡くなった日です。
そしてその追善供養の日を「涅槃会(ねはんえ)」と呼びます。
どの仏教寺院でも行われるしきたりです。
お釈迦さまは、沙羅双樹の木の下で、
北枕にして亡くなったと言われています。
お釈迦様が亡くなったとき、
動物から人間まで、
生きとし生けるもの全てが嘆き悲しんだそうです。
その様子が、
涅槃図に描かれています。
涅槃会では、涅槃図をかけ、涅槃団子を供え、お経をあげ、
お釈迦様を偲びます。
欧米の文化が日本の中にも浸透していますが、
このような日には日本古来のしきたりに
目を向けてみてはいかがでしょうか。